使用規制省令とは

動物用医薬品の中には、その使用を制限され、規制されている医薬品が存在しています。

このような動物用医薬品は、薬事法によって使用規制省令により指定されている医薬品になります。

この使用規制省令によって指定されている動物用医薬品の多くは、犬や猫といった伴侶動物に使用されるものではなく、主に牛や豚、にわとりといった産業用動物に対して使用する動物用医薬品が対象になっているのが現状です。

使用規制省令というのがそもそも作られたのは、食卓に並び人間が口にする肉や乳製品、更には玉子といった商品の中に、動物用医薬品の残留というものが起こらないようにという理由から制定されたものなのです。

動物の体内から薬剤の成分が消失する時間をしっかりと検討しており、そのために使用禁止期間というものが定められています。

この使用規制省令によって、対象となっている動物に対象となっている動物用医薬品を使用することは原則として禁止されているのです。

このルールを守らない畜産業者や獣医師、水産養殖業者は、法律によって罰せられることになりますから、しっかりとルールを守るべきでしょう。

他にも前述のような使用規制省令などによって、守らなければ、罰則が定められているものもありますが、罰則の適用はないものの、動物用医薬品を使用するのを休止しなければならないというような休薬期間というものも定められています。

前述にある使用規制省令とは違い、罰則規定がないことから、軽いものと侮ってはいけません。

休止期間を守らないと、医薬品成分の量が残留基準値を超えることになってしまい、食品衛生法に引っかかり、せっかくの商品も販売することが出来なくなってしまいます。

動物用医薬品の中でも、特に産業用動物への医薬品の使用には、伴侶動物への使用と比較して、様々なルールが設定されているということを覚えておきましょう。

食卓に登り、口にする可能性がある動物への医薬品に関しては、細かすぎるほどのルールが定められているのです。

参考サイト:動物用医薬品の使用の規制に関する省令

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